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染付山水図植木鉢
名称ふりがな | そめつけさんすいずうえきばち |
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大分類 | 工芸 |
員数 | 2口 |
材質 | 南紀千歳銘 |
法量まとめ | 口径22.0/22.5 総高26.7/26.5 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 縁(鉢巻)を持たず、口縁から裾にかけて直線的にすぼまった形の植木鉢で、外面は染付で山水図が描かれているが、内面は素焼のままで仕上げ、底面中央に穴が空けられている。2口とも、底面に木製の基台が取り付けられているが、取り外しできないため、底面の状況は確認できない。2口は、ほぼ同形同大であるが、山水図の絵付の意匠は異なり、一方は海蝕洞のある海岸の風景図で、もう一方は水辺の亭を描いた図である。後者には、染付で「孤亭不見人/終日舟雲横」という、図に合うような句が記されている。さらに、余白に「南紀千歳」という銘も記されているが、同様の銘記は他に確認することができず、紀州の三大窯の作品群の外縁にある作品と位置付けておきたい。 |
テーマ | 装い、海 |