浅絳山水図

名称ふりがなせんこうさんすいず
大分類絵画
員数8枚
材質紙本墨画淡彩
法量まとめ縦132.8~137.3 横58.7~62.6
時代江戸~近代
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 山水図のメクリで、その大きさから元は襖貼付であったと想像されるが、引手跡はなく、襖絵といっても押絵貼形式や掛幅であった可能性も残る。落款・印章はなく、筆者は特定できない。8幅中5幅には藍と代赭を淡く施し、文人好みの浅絳山水図となっている。残り3幅は墨のみで描く。京の文人画の大家・池大雅や、紀州の三大文人画家の一人・野呂介石などに通じる特徴を有する。和歌山市・谷井家旧蔵資料。

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