学黄鶴山樵山水図小襖

名称ふりがながくこうかくさんしょうさんすいずこぶすま
大分類絵画
員数2面
作者野際白雪
材質紙本墨画
法量まとめ各縦64.6 横92.6
時代江戸
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説紀伊藩のお抱え絵師・野際白雪(1773~1849)による繊細な山水図。画面右上には「學黄鶴山樵/白雪」の款記があり、「蔡徴」(白文長方印)が捺される。黄鶴山樵とは、中国・元末四大家の一人である王蒙(1322~85)の号。この作品の款記は、王蒙を学んで描いたという意で、白雪など野呂介石一門の中国画学習について検討する際にも、重要な事例の一つである。和歌山市・谷井家旧蔵資料。

PageTop