墨竹図屛風

名称ふりがなぼくちくずびょうぶ
大分類絵画
員数2曲1双
作者笹川遊原
材質紙本墨画
法量まとめ縦136.8 横156.3
時代江戸~近代
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊藩のお抱え絵師の笹川遊原(1829~81)が、篠竹を描いた屛風。本図には、淡墨を主体に篠竹と石が描かれ、石以外は、輪郭線を用いない没骨法で表される。署名は「遊原信製」、印は「蕭斎」(白文長方印)、「松間有清香」(白文長方印)。左隻第1扇の竹の根元には、土坡を表す線が引かれ、石が配される。竹叢は濃淡を使い分け、奥行きが表現されている。葉先は時折擦れされ、節には濃墨をV字に入れて、アクセントとしている。

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