徳川吉宗黒印状

名称ふりがなとくがわよしむねこくいんじょう
大分類古文書
員数1通
材質紙本墨書
法量まとめ縦46.4 横65.5
時代江戸
世紀18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 江戸幕府八代将軍徳川吉宗が発給した黒印状で、御内書という様式の文書である。内容は、端午の節句の祝儀として、相良長興から将軍吉宗に帷子と単物三枚を献上したことに対する返礼で、いわゆる「節季礼状」と呼ばれる。料紙には大判で厚手の奉書紙が使われ、折紙にして使用されており、包紙も付属する。宛先の相良近江守は人吉藩5代藩主相良長興で、文中にみえる戸田山城守(忠真)は老中として吉宗の意向を承り、取り次ぎ役を果たした人物である。

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