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遺告二十五箇条

名称ふりがなゆいこくにじゅうごかじょう
大分類典籍
員数1巻
材質紙本墨書
法量まとめ縦31.8 横1286.5
時代江戸
世紀17
元号元禄3
西暦1690
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 「遺告二十五箇条」は、一般に「御遺告」と呼ばれる4種の資料の一つで(ほかに、「遺告諸弟子等」・「太政官符案幷遺告」・「遺告真然大徳等」)、巻末に承和2年(835)3月15日の日付けと弘法大師空海(774~835)の署名があり、空海が諸弟子らに残した遺言という体裁で記されるが、後世空海に仮託されて成立したもの。この写本の奥書によれば、元禄3年(1690)に了寂が高野山小田原谷の勢歓院本をもとに書写し、宝寿院の空存房智元が拝受したものであることがわかる。
テーマまつり/いのり

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