紀伊国那賀郡金池村田村家文書

名称ふりがなきいのくにながぐんかないけむらたむらけもんじょ
大分類古文書
員数32点
時代江戸~近代
世紀17-20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 金池村(岩出市)に居住した田村家に伝来した文書群(計32点)。この文書群は、(1)豊臣秀吉の直臣であった増田長盛(1545~1615)が田村六右衛門に宛てた書状(3通)、(2)田村家の由緒に関わる文書(7通)、(3)金池村における田村家の動向を示す文書(19通)、(4)昭和19年(1944)に当主田村庸一が記したメモ(1枚)に分類できる。とくに、豊臣秀長(1540~91)が紀伊国の領主だった時期に、その家臣である増田長盛(1545~1615)に当主・六右衛門が召し抱えられており、紀の川流域で行われた代官支配の状況を具体的に示す資料が含まれている点は注目される。

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