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刀 銘「於南紀重国造之」
名称ふりがな | かたな めいなんきにおいてしげくにこれをつくる |
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大分類 | 工芸 |
指定 | 和歌山県指定文化財 |
員数 | 1口 |
作者 | 重国 |
法量まとめ | 全長93.0 刃長70.2 反り1.50 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀伊藩のお抱え刀工である重国(初代、1577?~1637)が作刀した刀。茎の鎬筋に沿って「於南紀重國造之」の銘が切られている。鎬造、庵棟で反りは浅い。身幅は広めで、平肉はあまり付かず、中鋒とする。地鉄はよく目の詰んだ板目肌で、鎬地は柾目肌となる。刃文は直刃に小湾れで、小互の目が交じる。帽子は乱れ込んで、焼き詰めとなる。茎は磨り上げて、先を切る。鑢目は緩やかな勝手下がりで、目釘穴は4個(2個は大きめ)で、うち3個は鉛で埋める。目釘穴を大きくあける特徴から、寛永期に作刀されたものと考えられる。 |
テーマ | 装い |