赤楽茶碗

名称ふりがなあからくちゃわん
大分類工芸
種類補足陶磁器
員数1口
作者旦入
材質陶磁器
付属品桐二重箱・包裂
法量まとめ高さ7.8 口径9.4 底径4.4
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 京都の陶工・楽家第10代吉左衛門(旦入)(1795~1854)作の赤楽茶碗である。旦入は、文政2(1819)年紀州藩第10代藩主・徳川治宝が西浜御殿で始めた偕楽園御庭焼の開窯に際し、製陶にあたった。その功績により、文政9(1826)年5月、治宝から「楽」の書を拝領し、それを記念して楽一文字の円印を造って、同年12月から使用している。本品にはまさしくその印章が押され、器形は楽代々の制に倣い、赤楽釉に黒い斑文を散らす。
テーマ食事

PageTop