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山水図

名称ふりがなさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者野呂介石
材質紙本淡彩
付属品桐箱
法量まとめ縦107.2 横25.3
時代江戸
世紀18
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州の三大文人画家の一人・野呂介石(1747〜1828)による初期の山水図。山間の渓流に面し、竹林に囲まれた家屋では、一人の高士が赤い机に座り、その草屋へは一人の訪問者が歩を進める。構図やそれぞれのモチーフの形態・描線はいかにも稚拙・未熟で、介石が最も早い時期に描いた作品の一つと考えられる。款記の「斑石樵者」も、介石の初期の作品にみられるものである。款印は、「隆年父」(白文方印)、「第五隆印」(白文回文方印)。

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