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勤王家楽書瓶掛火鉢

資料番号HG-XX-000602
数量1口
大分類歴史
年代近代
資料名よみきんのうからくがきびんかけひばち
成立年代19世紀、明治時代
年月日庚午竹酔後一日(明治三年五月十四日)
西暦年1870
材質・技法・形状陶製火鉢、墨書画
高さ/たて(cm)18.50
巾/よこ(cm)24.30
作成者(差出)木戸孝允、杉孫七郎、小幡高政、大津四郎右衛門、奥平数馬、宍戸璣、野村靖
資料解説明治3年(1870)5月、現在の山口市の某所にて、木戸孝允ら長州藩要人7名が秘密裏に会合した際、この火鉢に寄書をした。木戸孝允(松菊)が石を描き、その向かって右側に杉孫七郎(三泉)が竹を、さらにその右側に小幡高政(缾山)が蘭を描いている。そのほか、大津四郎右衛門(梅々堂・唯雪)が馬を、奥平数馬(二水)が山茶花を、宍戸璣(潮坪)が梅を描き、野村靖(胡邨)が詩を書いている。「庚午竹酔後一日」という年記から、明治3年5月14日に会合があったことがわかる。箱書きには「長州維新前山口某家、当時諸名士密会所に於て記念の楽書瓶掛火鉢」と記されている。

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