蒸気機関車模型「興丸号」

資料番号HG-XX-000038
数量1台
大分類歴史
年代近世
資料名よみじょうききかんしゃもけい「おきまるごう」
成立年代19世紀、江戸時代
員数2点
材質・技法・形状鉄、真鍮
高さ/たて(cm)18.40
巾/よこ(cm)33.50
奥行き(cm)9.20
資料解説国内で現存が確認される幕末の蒸気車模型4台のうちの1台。長州藩(萩藩)の13代藩主毛利敬親の孫興丸(のちの毛利元昭)から、その守役近藤政信に下賜されたと伝えられる。その伝来から、後年「興丸号」と称されるようになった。1850年代の蒸気車模型は西欧諸国でも現存数が少ないといわれ、科学技術史上、貴重な資料である。万延元年(1860)長州藩の科学者中嶋治平が長崎で蒸気車模型を購入して藩主へ献上し、翌年萩城内の馬場で走らせ、藩主の公覧に供したという資料も残っている。

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