憲法発布式之図

資料番号HG-XX-001178
数量1組
大分類歴史
年代近代
資料名よみけんぽうはっぷしきのず
成立年代19世紀、明治時代
年月日明治廿二(二十二)年三月九日印刷、三月同日出版
西暦年1889
員数3枚続
材質・技法・形状大判錦絵
高さ/たて(cm)37.00
巾/よこ(cm)73.00
作成者(差出)歌川国利
資料解説明治憲法発布式の様子を描く錦絵。明治10年(1877)の士族反乱の終息後、国会開設・憲法制定を要求する自由民権運動が高揚する。政府では明治14年、大隈重信が早期の国会開設を建白したが、伊藤博文が反対し、明治23年を期して国会を開くとの天皇の詔勅が発せられ、大隈は政府を去る(明治14年の政変)。伊藤は翌年、ヨーロッパに留学してドイツ流憲法学を修め、帰国後は憲法起草にあたった。この図は明治22年、天皇が大日本帝国憲法(明治憲法)を2代首相黒田清隆に授ける様子を描く。このような性格から欽定憲法と称される。

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