耳盥

資料名(カナ)ミミダライ
時代区分
解説お歯黒をする際に使います。歯を染める液(鉄漿液)はとても渋いので、口をゆすがなければなりません。ゆすいだ水をあける容器が耳盥です。左右に耳のような手が付いているため、この名前が付きました。お歯黒が女性のたしなみであった時代、お歯黒道具は嫁入り道具の一つでした。資料は黒漆塗で手の部分に金が塗られています。

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