大政翼賛会指導 翼賛双六

資料名(カナ)タイセイヨクサンカイシドウ ヨクサンサンスゴロク
文書群名
年代(和暦、年月日)昭和15年12月28日
解説大政翼賛会指導、新日本漫画協会案・画。
大政翼賛会とは、日中戦争が長期化するなか、第二次近衛文麿内閣において昭和15年10月12日に発足した国民統制のための組織である。ほとんどの既成政党が解党して参加した。この双六が発行されたのは昭和15年12月28日であり新しい組織を宣伝する目的があったと思われる。
マス目は「国民学校」入学から始まり赤い線上のマスを右回りで進み「奉公日」で止まると、「常会」のマスに進んで青い線上のマスを右回りで進むことができる。青い線上の「事変記念日」に止まると、「慰問袋」のマスに進んで緑の線上のマスに進むことができる。そして「大政翼賛会」のマスに進んでサイコロの1の目が出たら「万歳」(上がり)となる。
八王子市内に伝わった資料ではないが、当時の世相を伝える資料として所蔵している。

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