八王子織物多産者番付

資料名(カナ)ハチオウジオリモノタサンシャバンヅケ
文書群名
年代(和暦、年月日)昭和7年か
解説大きく分けて①「自昭和元年至五年(昭和元年より五年に至る)多産者番附」、②「昭和六年多産者番附」、③日本列島と朝鮮半島、中国北東部の地図付き「昭和六年度八王子織物搬出表」、④「八王子織物五ヶ年生産高統計」の棒グラフで構成され、①の中に「八王子製有料機料原料商」「昭和六年度新規織賞受賞者」「昭和七年夏物組合賞」、②に「模範的整理工場ノ昭和六年整理染色ノ数量」「昭和七年春物品評会一等入賞者」「昭和七年夏物品評会一等入賞者」が割り付けられ、非常に多くの事業者・商店を確認することができる。品名は赤字で表示され、当時どのような名称の織物が生産されていたかを知ることもできる。右上には鳥居の上に羽ばたく2羽の白い鳩が描かれている。鳥居は昭和2年(1927)に竣工した多摩陵(大正天皇陵)に立つ鳥居だろうか。八王子織物の証票(証明となるしるし)にも採用されていた鳩が当時の八王子織物の盛況ぶりを印象付けている。

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