武州多摩郡館村麁絵図面之写

資料名(カナ)ブシュウタマグンタテムラアラエズメンノウツシ
文書群名小島家文書
年代(和暦、年月日)江戸時代
解説館村の絵図である。村を東西に横断するように湯殿川が流れ、村の東側で支流の殿入川が合流している。湯殿川南側の道が交差している地点(絵図中央の辻)を西に向かうと、現在の上館会館付近に「私領御高札」と書かれており、旗本領の高札場であったことがわかる。一方、北東部には「御料御高札」とあり江川太郎左衛門支配の代官領の高札場がある。村の南西部には「私領御林」や「御料御林」も描かれている。また、龍見寺や浄泉寺や鎮守社(御霊神社)の寺社も描かれている。なお、本絵図は現在の地図に合わせて北側を上にするため絵図の上下を逆に配置している。

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