/6

釣手土器(三窓式)(2住)

資料名(カナ)ツリテドキ(サンソウシキ)(2ゴウジュウキョアト)
時代縄文(中期)
出土地 名称小比企向原遺跡
解説昭和57年(1982)から平成12年(2000)におこなわれた都市整備公団による八王子ニュータウン事業に伴う埋蔵文化財の事前調査である小比企向原遺跡の北側に位置し、戦後まもなくの昭和23年(1948)から昭和34年(1959)に都立第四女子新制高等学校(現南多摩高校)や都立第二商業高等学校、学習院大学輔仁会史学部・都立第二商業高等学校による調査で確認された縄文中期の住居跡から出土したものです。釣手土器は昭和34年、甲野勇氏の指導で都立第二商業高等学校考古学部が調査した2号住居址の北壁寄りからローム直上にやや傾きながらほぼ正位で出土しました。高さ7~8㎝の浅鉢上に釣手が三方より頂点に集り、三角錐型をなす釣手部をもちます。円形の底部は11㎝、胴部の厚さ2㎝で褐色、焼きは良好です。胴から上の釣手部は正面に大1(9.1×8㎝)、背面に当たる2面に小2(6.2×5.6×5.5㎝)の三角形ないし卵型に似た窓を配し、小型の窓の外縁および三角錐の稜線部分は厚く隆起または外反し、上部に径1.5㎝の貫通孔があります。釣手部全面に2~3㎜の細平行沈線で縁取りをなしこの沈線の末端は最頂部の貫通孔の両端および下部の6か所の小突起部においてそれぞれ渦巻きをもって終わっています。背後の稜線上には縦に2列の刺突文が見られます。【市指定文化財】
法量-器高22.5
法量-重量

PageTop