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一府九県連合共進会八王子全景

資料名(カナ)イップキュウケンレンゴウキョウシンカイハチオウジゼンケイ
文書群名関谷常夫氏寄贈
年代(和暦、年月日)明治32年
解説39.0×55.5㎝。共進会とは、明治政府が推進した殖産興業政策のもと各地で開催された産業博覧会である。明治32年10月1日から11月20日を会期として、1府9県(東京府、神奈川県、埼玉県、群馬県、栃木県、千葉県、茨城県、山梨県、長野県、新潟県)の連合で八王子町において開催された。本図は会場を中心として、下部には甲州街道と商店、左上に萩原製糸場(小宮村)、極楽寺(大横町)、電燈発電所(元横山村)、右上に煉瓦工場(長沼村)など、名所や工場が描かれている。右下には八王子駅を発車する汽車の時刻が表示されている。「定価一銭五厘」とあり、訪問者の案内として販売されたのであろう。左下の商店名が異なる同版の図が存在することから、各商店で販売・配布されたと推測される。
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