忍御領分絵図
資料番号 | 1997-101 |
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大分類 | 歴史 |
よみ | おしごりょうぶんえず |
資料解説 | 松平下総守家が文政6年に国替えで忍に入封した後、領内村々の概況を把握するため、家臣の奥平十左衛門定在が作成した絵図。奥平定在が町在見廻役に就いていた際、実際に村々を廻村して名主らから村の趨勢を聞き取った情報を盛り込みながら作成したものであることが、奥平家文書から判明します。測量を経た精巧な地図というよりも、用排水路・道・堤防・寺社・名所など様々な情報が一枚に凝縮された絵図といえる。絵図の外縁部には黄色い小判型の村々が所在し、その周辺には「境標」という分石が描写されている。通称「忍領境界石」といわれ、忍藩領と他領との境界に建立された。 |
時代・時期 | 江戸時代 |
年号・日付 | 文政6~8年(1823~1825) |