文政癸未武州忍之城略図
資料番号 | 2015-101 |
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大分類 | 歴史 |
よみ | ぶんせいみずのとひつじぶしゅうおしのしろりゃくず |
資料解説 | 文政年間で癸未にあたるのは文政六年であり、武家屋敷には阿部家家臣の姓名が記載されていることから、陸奥国白河へ転封する直前の阿部家在城時の忍城と屋敷割の様子を描いた図であることがわかる。なお、彩色を用いていないため、本資料は城絵図ではなく城図となる。城郭の形状は公的に作成されたとみられる忍城図と比べるとデフォルメが施されている。ただし、「藩士在国之分少、定府之分多」といった阿部家家臣の特徴や、帯曲輪に掛かる橋に関しては「俗ニ地獄ばし」といった記載が所々にみられ、通常の城絵図とは異なる観点から豊かな情報を伝えてくれる図である。 |
時代・時期 | 江戸時代 |
年号・日付 | 文政6年(1823) |