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鉄黒漆塗胸腰取縦矧桶側二枚胴具足

資料番号1991-35-1
大分類美術
よみてつくろうるしぬりむなこしとりたてはぎおけがわにまいどうぐそく
資料解説忍藩主松平家家臣服部家に伝来した当世具足。兜は鉄黒漆塗六十二間筋鉢で前正中板に角本をつけ、忍藩松平家の合印である釘抜紋の前立を挿す。胴は鉄黒漆塗紺糸毛引縅縦矧二枚胴で前後は三枚矧、脇は二枚矧とする。胸板と前縦挙を紺糸毛引縅、胴の下部を鉄板黒漆塗切付盛上札で紺糸毛引縅とした胸腰取となっている。全体を黒漆塗と紺糸縅で統一し、落ち着いた感じのする具足である。
時代・時期江戸時代

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