加藤古風筆 かしこき仰ことを蒙り
資料番号 | 2017-4-106 |
---|---|
大分類 | 歴史 |
よみ | かとうひさかぜひつ かしこきおおせごとをこうむり |
資料解説 | 松平家家臣の加藤古風が正月に主君から労いの言葉と盃を賜ったことに感動して筆をとった作品。加藤家は先祖代々二百年松平家に仕えてきたが、今後も末代まで仕える意思を記している。古風は通称十左衛門といい、松平家の日記役などに就いた。江戸幕府の儒者成島和鼎に学び、主君や一族の和歌の相手となり、自身も京都の冷泉家に入門し、冷泉古風とも名乗った。文政13年(1830)自身が初めて忍を訪れた時のことを記した紀行文「忍の道の記」を記したことでも知られる。 |
時代・時期 | 江戸時代 |
資料群名 | 別所家文書 |