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船箪笥

資料ID838
資料名(ふりがな)ふなだんす
分野歴史
年代江戸時代
解説文又は共通解説文船箪笥は、江戸時代から明治時代にかけて日本海を往来した北前船の船頭が重要書類や金銭、印鑑、筆硯などを保管するのに使った箪笥である。大切なものを容易に取り出せない数々の錠前とからくり鎧のように全体を守る鉄金具には特徴があり、船が難破しても船箪笥はいつまでも海を漂って中身を守ったと言われている。 懸硯(かけすずり)、帳箱(ちょうばこ)、半櫃 (はんがい)の3種類があり、本資料は懸硯で、現在の手提げ金庫にあたる。  山形・酒田、佐渡・小木、福井・三国が三大船箪笥産地。

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