徳川秀忠御内書

資料ID619
資料名(ふりがな)とくがわひでただごないしょ
分野歴史
年代(年未詳)11月11日
解説文又は共通解説文徳川秀忠が美濃の大名大嶋(おおしま)(大島)光義(みつよし)(1508~1604)に出した書状です。内容は、秀忠が光義に与えた鷹が捕らえた鴨二羽を贈られたことへのお礼が記されています。
光義は、美濃を拠点に織田・豊臣・徳川政権を生き抜いた歴戦の大名で、関ヶ原の戦いの後には、岐阜県博物館のある中濃(関)地域を中心として一万八千石を領しました。この書状を受け取ったころ光義はかなりの高齢ですが、徳川氏との間で鷹を通した儀礼関係が結ばれていることが窺(うかが)えます。彼の子孫は光義の願いにより分割相続を認められ、旗本四家となり、うち二家は幕末まで存続しました。

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