西国三十三所方角

資料ID598
資料名(ふりがな)さいごくさんじゅうさんしょほうがく
分野歴史
年代江戸時代中期(17~18th century)
解説文又は共通解説文観音像を安置した33の寺院の位置と道順を示した携帯用の巡礼道中絵図で、江戸中期頃の刊行です。紀伊国に始まり、美濃国谷汲山華厳寺に終わる西国三十三所巡りは、江戸期における庶民の数少ない旅の機会でもありました。本絵図は、 西国巡礼の必需品で、巡礼のための場所と道順が示されています。西国巡礼の33番目は谷汲山華厳寺であり、三十三所巡礼は、岐阜県とは極めて関係が深いとともに、これになぞらえて江戸時代中ごろに美濃三十三所が誕生しています。

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