「美濃国」刻印 須恵器片

資料ID3695
分野考古
分野補飛鳥・白鳳
区分実物
年代飛鳥・白鳳
県名岐阜県
市町村名美濃加茂市
解説文又は共通解説文「ミノ」の漢字表記は708年頃に「御野」から「美濃」に改められました。当時の美濃国司は特産品である須恵器(すえき)に「美濃国」「美濃」と刻み、そのPRに努めたようです。美濃(国)刻印須恵器は、西は大阪から東は長野の遺跡から見つかっています。
この資料は「美濃国」の刻印が底部内面に押された須恵器の坏(つき)です。意図的に円く打ち割られています。昭和56年、美濃加茂市太田町西町で発見されました。周辺には白鳳期(はくほうき)や奈良時代の瓦が採集される地点が何カ所もあり、古代には寺院が建ち並んでいたようです。底部内面径:67mm

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