脇指 銘 金象嵌 カ子クヒ/金象嵌 福島丹波守所持之 

資料ID273021
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
区分実物
作者不詳
年代南北朝-室町時代中期
寸法(図録用)刃長55.8cm、反り1.5cm
数量(単位)1口
解説文又は共通解説文大磨上(おおすりあげ)無銘のため作者不明だが、鎬(しのぎ)が高く、長巻(ながまき)直しと思われる体配、火焔(かえん)帽子がはきかけ、返りがほとんどないなど、大和物を思わせる作域である。鎬造、庵棟(いおりむね)、大切先、フクラ枯れ気味、やや先反りがつく。板目の大肌に乱れ映りが現れる。刃文は直刃(すぐは)調が腰元で湾(のた)れる。小沸(こにえ)ついて尖り刃が交じる。足が入り、金筋(きんすじ)・砂流(すながし)かかる。
金象嵌の「カネクヒ」とは、兼(かね)/包(かね)を冠する刀工銘か。所持銘にある福島丹波守は、福島正則に仕えた福島治重(1557-1630)の可能性がある。

PageTop