刀 銘 尾州住藤原信屋

資料ID228207
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
区分実物
寸法(図録用)70.3 1.4
解説文又は共通解説文鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、中切先ややつまる。中間反り。小板目に小杢(もく)交(ま)じり、肌つむ。刃文(はもん)は互の目(ぐのめ)、足・葉(よう)が入り、刃中明るく匂口(においぐち)冴える。やや細身でのびのびとした姿で、よくつんだ地鉄(じがね)とよく沸(にえ)のついた刃はともに明るく、とくに中ほどがよく沸える。
信屋は初銘信家、二代信高門人。和泉守を受領してのち信屋に改め、さらに信広と改銘した。京都でも鍛刀。明暦(1655-58)~寛文(1661-73)年紀の作例がある。

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