刀 銘 奥州会津住道辰/文政六未年二月吉日於尾州犬山作之

資料ID228119
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
寸法(図録用)68.2 1.4
解説文又は共通解説文鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、大切先。中間反りに先反りがつく。地鉄(じがね)は柾(まさ)目で明るい。刃文(はもん)は直刃(すぐは)に足が入り、ところどころ刃縁に細い金筋(きんすじ)がかかって匂口(においぐち)締まる。
道辰は正徳(1711-16)ころの初代から明治(1868-1912)の七代まで作例があり、本作は四代の犬山(愛知県犬山市)での作。四代は水心子正秀、のち元平門人で薩摩(鹿児島県)元平伝を継承した。

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