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葛飾北斎 諸国名橋奇覧 飛越の堺つりはし

資料ID228093
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者葛飾北斎
年代江戸時代 天保初年(1831~34)頃
材質横大判錦絵
寸法(図録用)縦25.0cm 横37.8cm
数量(単位)1枚
解説文又は共通解説文本図は錦絵。「諸国名橋奇覧」は各地の橋を描いた全11枚の揃物(そろいもの)(シリーズ物)。葛飾北斎は単に名橋を選んで描いたのではなく、その構造や奇抜さに注目して本揃物を制作しました。本図はこの揃物の中の一つ。雲が湧き立ち、険しい崖や遠山がそびえ立つ山深い風景を描きます。樹木が生い茂り、鹿が遊び、鳥が群れ飛ぶ光景の中、高い空中に橋が架かり、その橋の上を男女が柴を運んで渡っていきます。山や空を彩った濃淡の藍も美しく、色づかいも優れています。本図の外題(げだい)中「飛越」の「飛」は飛騨のこと。「越」は越中(富山県)を指していると考えられます。「堺つりはし」とは国境の吊り橋という意味です。

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