東海道五十三次道案内

資料ID227866
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者含粋亭芳豊
年代江戸時代 安政元年(1854)~5年(1858)
材質大倍判錦絵
寸法(図録用)縦38.1cm 横52.6cm
数量(単位)1枚
解説文又は共通解説文本図は大奉書紙全紙大の大倍版(おおばいばん)錦絵。扇面の中に東海道の俯瞰図を描きます。宿駅間の距離も表示します。富士山は、扇面をまたぐように大きくあらわします。中山道については、画面上半分に「木曽海道筋」として宿駅の名を列挙し、宿駅間の距離を示しています。旅をする際に使われたものと考えられます。本図は、「応需芳豊画」「尾与板」と記されているように、幕末に大坂で出版された珍品です。作者の含粋亭芳豊(がんすいていよしとよ)(?-1866)は安政元年(1854)から5年(1858)にかけて活躍した浮世絵師。大坂の人。歌川国芳の門人です。画姓は歌川。

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