木曽街道六十九次之内 御嶽 悪七兵衛景清

資料ID227716
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者歌川国芳
年代江戸時代 嘉永5 年(1852)6月
材質大判錦絵
寸法(図録用)縦36.8cm 横24.8cm
数量(単位)1枚
解説文又は共通解説文本図は錦絵。「木曽街道六十九次」は中山道の宿場一つに一図当てて制作した揃物(そろいもの)(シリーズ物)。全72枚。岐阜県博物館はすべてを所蔵しています。街道の風景を描いたコマ絵を画面左上に配し、宿場名やその所在地から連想される戯曲や説話等の登場人物を描きます。本図は平景清を取り上げます。東大寺大仏供養の際に、景清は群衆に紛れて源頼朝の命を狙います。しかし、見破られて大勢の兵に囲まれます。ところが、景清は術を使って逃げ失せます。本図では、大仏の肩の上に乗った景清が、大勢の兵たちを見下ろす場面を描きます。宿場名の御嶽(御嵩)と大仏の身の丈を掛けます。コマ絵は平家の紋、蝶の形。

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