脇指 銘 (葵紋)康継於越前作之

資料ID1800
分野美術工芸
区分実物
作者康継(越前三代)
年代江戸時代
寸法(図録用)刃長51.5cm 反り1.0cm
数量(単位)1
解説文又は共通解説文鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、中切先、フクラ尋常。中間反り。板目に杢(もく)目交(ま)じり、鎬地は柾(まさ)目がかる。総体に肌つむが、手元は肌立って、差し表(おもて)は板目が流れる。刃文(はもん)は湾(のた)れに互の目(ぐのめ)交じり、足・葉(よう)・金筋(きんすじ)入り、刃中明るい。沸(にえ)が深い。
本作は、慶長(1596-1615)ころの初代三男・越前三代康継の作。二代康継没後、幼少の嗣子(のちの江戸三代)に代わって越前康継家を創設した。その名跡は文久(1861-64)ころの九代まで続いている。

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