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脇指 銘 兼時作

資料ID1691
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
区分実物
作者兼時
年代室町時代
材質
寸法(図録用)31.2 0.4
解説文又は共通解説文平造(ひらづくり)、庵棟(いおりむね)、フクラ枯れた鋭い姿。中間反りに先反りがつく。板目に杢(もく)交(ま)じり、刃寄(よ)り・棟(むね)寄りに流れて柾(まさ)がかってやや肌立つ。焼出映(うつ)りあり。小沸(こにえ)よくついて角ばる互の目(ぐのめ)や尖り刃が見られ、わずかに棟を焼く。刃中明るく、足・葉(よう)入り金筋(きんすじ)がかかる。
兼時は天文年間(1532-55)ころの関鍛冶で、同時期に関のほか越後春日山(新潟県上越市)で活動していた同銘別人がおり、本作はそのいずれかの作。

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