自転車 片倉シルク号

資料名よみジテンシャ カタクラシルクコ゛ウ
使用年代昭和
公開解説 昭和4年(1929)、市内熊川にあった旧森田製糸の工場は日本最大の製糸会社片倉製糸の傘下に入り、多摩地域でも有数の製糸工場として操業を続けますが、戦時中は生糸生産が中止され、多摩航機製作所として航空機製作の下請けをする軍需工場となりました。
 戦後は工場の機械設備や技術などを生かして自転車産業へと転換します。片倉自転車として昭和61年(1986)まで自転車やオートバイを生産しました。ここで製造された「片倉シルク号」という自転車は、高品質の自転車として人気があり、昭和39年(1964)の東京オリンピックでも競技車として使われました。

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