榎本星布短冊 こからしの…

資料名よみエノモトセイフタンザク コガラシノ…
使用年代江戸時代後期
公開解説【森田文庫】Ⅲ
榎本星布(享保十七年1732~文化十一年1814)

初号 芝紅。武蔵国八王子の人。鳥酔門で没後は白雄に師事し、松原庵を称した。

こからしの夜をさか鳥のいのちかな  星布

「さか鳥」は、峰を越えて飛ぶ鳥。『万葉集』では、「朝越ゆ」にかかる枕詞。木枯激しい夜、鳥の命に思いをはせる。

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