略歴・解説
詩人・画家。
兵庫県神戸市に生まれる。難産のため、脳性小児麻痺となり、両手両足が麻痺。1935年(昭和10年)、父の転勤先の中国・青島に移るが、1937年(昭和12年)、父が死去。母の実家、広島県山県郡大朝町(現・北広島町)に移る。母に背負われて学校に通う。1948年(昭和23年)、時計印判店を始める。1968年(昭和43年)、広島市に移り、創作活動に入る。この頃から、母をテーマにした創作詩画で、独自の世界を作り上げていく。2006年(平成18年)、広島県三次市に、はらみちを美術館開館。2014年(平成26年)、三次市に転居。2021年(令和3年)、三次市市内の病院で死去(92歳)。