伝 曾我蛇足

作家名(ヨミ)ソガジャソク(デン)
作家名(英語)Attributed to Jasoku SOGA
生年月日(西暦)不詳
没年月日(西暦)不詳

略歴・解説

室町後期の曽我派の絵師。夫泉宗丈と称し、通称式部、赤蝿と号す。生没年不詳。曽我派は越前朝倉氏に代々仕えた絵師で、越前出身の画僧周文に師事した墨渓が初代といわれる水墨画派である。また一休と縁が深く、その肖像画や大徳寺関係の画事に従事した。蛇足についてはこれまで諸説有り、墨渓をそれに当てる説や、曽我派歴代が襲名した名であるともいわれてきたが、大徳寺真珠庵の記録に「宗丈曽我式部 号蛇足」と記されていることから、今日では宗丈を蛇足とする説が有力である。宗丈は墨渓の子といわれ、一休に参禅した画僧で、延徳3年(1491)落成の真珠庵襖絵や、赤蝿印を捺す「山水図」(群馬県立近代美術館蔵)などを制作、永正2年(1505)までの生存が確認できる。山水は直線的な線描で余白を多く取った瀟洒なものから、玉澗風の発墨作品までと幅広い。なお曽我派の画系は墨渓-宗丈-紹仙-宗誉-紹祥と続いたと考えられている。

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