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花鳥図(日盛り)
| 作品名(英題) | Birds and Flowers of the Summer |
|---|---|
| 作品番号 | J-34 |
| 作家 | 木村武山 |
| 制作年(西暦) | 1917 |
| 制作年(和暦) | 大正6 |
| サイズ | (各)166.3×372.2cm |
| 技法 | 絹本金地着色 |
| 形状 | 六曲一双屏風(裏貼紙 蜻蛉文銀砂子唐紙/椽 黒漆塗) |
| 公開コメント | カード番号(22) |
| 作品解説 | 木村武山は茨城県笠間市に生まれ、上京後に円山派の川端玉章に師事する。東京美術学校に学び、卒業後は日本絵画協会に参加、日本美術院の創立にも副員として参加した。美術院の五浦移転の際には、岡倉天心、横山大観、菱田春草、下村観山らとともに移住し、天心の没後に再興された美術院にも経営者同人として参加するなど、終生美術院を活動の場とした。 本作は再興第4回院展の出品作で、当時の出品目録には《花鳥》の別題が併記されている。青葉を豊かに茂らせた桐の若木を装飾的に描いた画面には、桐の葉の濃淡や樹高の高低により明快なリズムが生まれ、金地とあいまって夏のまばゆい陽射しが感じられる。桐の葉の隙間から顔を覗かせる立葵の白や凌霄花(のうぜんかづら)の赤、黄蜀葵(とろろあおい)のクリーム色の花により華やかさが加味され、葉陰でひっそりと涼を取る雌雄の鶏の黒が画面を引き締めている。 武山は初め温雅な色彩で古典を基礎とした歴史画を描くが、明治末から大正初期にかけて本作のように琳派的な装飾性の高い花鳥図を金地の屏風に描いている。また大正初期以降は優れた色彩感覚を活かした秀麗な仏画を制作したことで知られる。 |
