ヨブ記 「ヨブ記への挿絵」
| 作品番号 | P-313 |
|---|---|
| 作家 | ウィリアム・ブレイク |
| 制作年(西暦) | 1826 |
| サイズ | 20×15cm |
| 技法 | エングレーヴィング |
| 材質 | 紙 |
| 作品解説 | イギリスの版画家、画家、詩人でロマン主義の先駆者に位置づけられる。すでに幼少期から幻視体験を持ち、最初期の作品にもすでに神秘的な傾向が見られる。14才で版画家ジェイムス・バサイアの徒弟となり、1778年にはロイヤル・アカデミー・スクールに短期間入学。80年代末頃から自作の挿絵入りの詩を彩色版画にして刊行し始めた。90年代の後半以降、わずかにいたパトロンの求めに応じて、古典や聖書を主題に、自身の霊的幻想を象徴的に表現した水彩画や素描を描き、そのいくつかを銅版画にし、《神曲》、《ヨブ記》、《ミルトン》等の名作を生んだ。生涯に約880点の作品を残したと言われるが、その殆どが、水彩、版画、素描などである。生存中も死後も殆ど理解者がいなかったが、20世紀になってようやくその真価が理解されるようになった。 《ヨブ記》は旧約聖書のヨブ記を絵画化した作品で、敬虔で信仰深いヨブが神によってその信仰を試され苦しめられるという物語である。水彩画と鉛筆画のセットが先行して作られた。細密なエングレーヴィングの線で描かれた物語部分の周縁に、装飾や聖書のテキストなどが刻印されている。表紙には1825年と書かれているが実際に出版されたのは1926年である。 |
