白磁面取椿文瓶

作品名(英題)White Porcelain bevelled Bottle with Camellia
作品番号H-122
作家竹中 浩
制作年(西暦)2012
制作年(和暦)平成24
サイズ口径10.6 胴径23.7 底径10.5 高43.9cm *いずれも最大径
材質磁器
作品解説本作は口部を八葉の輪花形、胴部を八角の面取りとし、肩下4か所に椿を浮き彫りにした磁土による器体に、青味がかったマット状の釉薬が掛かる白磁の作品である。外反する小さな口に、張りのある肩、そして胴裾にかけてすぼまる器形は「梅瓶」(メイピン)と呼ばれるもので、中国にその起源をもつ。
作者の竹中浩は、現代における代表的な白磁作家の一人。高校までの多感な時期を福井で過ごし、京都の陶芸家で人間国宝の近藤悠三に師事、独立後は京都で白磁作品を中心に制作、個展を主な作品発表の場としている。
本作にみるシャープで均整の取れた器体や釉色は、作者の特徴が顕著で、椿文も好んで用いられるモティーフである。朝鮮の白磁や富本憲吉に強い影響を受けた作者ではあるが、本作はそれを脱し、現代的感覚にあふれた造形性を示している。
平成25年(2013)の第2回「伝統と創生-京都府無形文化財保持者による-」展(京都府京都文化博物館)出品作。

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