/2

和漢故事説話図 近藤師経と寺僧の乱闘

作品名(英題)Drawing from Chinese-Japanese Legends
作品番号J-16
作家岩佐又兵衛勝以
制作年(西暦)17世紀前半
制作年(和暦)江戸時代
サイズ35.5×59cm 総高138×軸心幅79.5
技法紙本着色
形状軸装
公開コメントカード番号(5)
作品解説絹本著色 和漢故事人物図(有形文化財 絵画)福井県指定第374号

 「和漢故事説話図」は日本や中国の故事・説話・物語を各々12図に描いた作品で、もとは岡山藩主・池田家に伝来し、もとは1巻の巻物であったが、現在は一図ごとに軸装されている。制作は又兵衛福井在住時代の後半期である50代末頃から、江戸出府の60歳頃の作とされ、又兵衛の円熟した画境を示すものといえる。
 本図はその中の一図で、『平家物語』の一節を絵画化したもの。加賀国(石川県)の目代(役人)となった近藤師経が、鵜川にある山寺に乱入したが、逆に寺僧たちに追い出されてしまい、しかも師径は愛馬の脚を折られてしまったというもの。馬の尾を切り落とすなど、物語にない場面などを書き加えるなどしており、乱闘の様子を滑稽味を交えながら生き生きと描き出している。

PageTop