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ロベール・マケール物語「ベルトラン、おれは産業が大好きなんだ

作品番号P-585
作家オノレ・ドーミエ
制作年(西暦)1839
サイズ34.5×26.5cm
技法石版画・手彩色
材質
形状装丁本
作品解説19世紀フランスを代表する画家の一人であるドーミエは、特に政治、社会風刺の版画家として名声があった。10代の前半頃家計援助のため執達吏の使い走りとなり、法曹界や社会の裏面に精通するようになり、これが後の風刺作品の源体験になったといわれる。生涯に4,000点ほどの石版画を制作したといわれるが、これらの版画の多くは、当時の代表的風刺新聞カリカチュール誌とシャリバリ誌に発表された。
 《ロベール・マケール物語》は、シャリバリ誌に《カリカチュラーナ》のタイトルで1836年8月20日から38年11月25日まで掲載された100枚の石版画で、後に主人公ロベール・マケールの名前で有名になったシリーズである。このシリーズは大当たりを取ったため、「優雅なコレクション」と名づけられた全100枚の色刷り別冊本2,500部を作ったが、本作品は、この「優雅なコレクション」のうちの一冊である。
 この作品の内容は、主人公のロベール・マケールとベルトランという二人の詐欺師を、ルイ・フィリップの7月王政といわれる時代にはびこった金権主義そのものとして描くことによって、7月王政、資本主義、ブルジョワなどを風刺したものである。

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