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鷹図
| 作品番号 | J-221 |
|---|---|
| 作家 | 芸愛 |
| 制作年(西暦) | 16世紀 |
| 制作年(和暦) | 室町時代 |
| サイズ | 76.5×32cm |
| 技法 | 絹本墨画 |
| 形状 | 軸装 |
| 公開コメント | カード番号(2) |
| 作品解説 | 「藝愛」印(本紙右下朱文方印)を捺す画人について江戸時代の画史類では、室町幕府の御用絵師小栗宗湛の子宗栗のこととし、また若狭に住んで晩年は京都大徳寺に寓居したと伝える。しかし確実な宗栗の作品は未だなく、両者を同一人物とする資料も確認されていない。一方、芸愛の作品は画題的には花鳥・山水・人物、技法的には水墨から着色画までと幅広く、作風も柔軟な筆致による穏やかなものと、鋭利な線描による厳格で動きのあるものとの二種に大別できる。そしてその活動期も15世紀後半とされてきたこれまでの見解から、近年新たに16世紀前半から半ば頃とする説が出された。 本作は松の枝にとまる一羽の鷹を描いた図で、水墨を主体に松葉や羽根の一部に淡彩を施す。長い爪でがっしりと枝を掴み、鋭い視線で前方を見据えた鷹は、墨色に微妙な階調をもたせて丁寧に描かれる。一方、粗い筆致による折れ曲った松の描写は画に動きを与えており、それが鷹の表現と絶妙な対比をみせている。室町時代の画鷹の作例は少なからずあるが、その中でも本図の生彩に富んだ描写は見事といえ、花鳥図を得意とした芸愛の筆技の確かさをうかがわせる。 平成9年度の修復の際の調査で本紙の原材料は雁皮とされる。 |
