浮世絵 国芳画 東海道五十三対 藤枝

資料ID12582
資料番号C0472
大分類絵画
中分類浮世絵
資料名(ヨミ)ウキヨエ クニヨシガ トウカイドウゴジュウサンツイ フジエダ
寸法(高さ/cm)36.2
寸法(幅/cm)24.5
点数1
技法錦絵
制作者朝桜楼国芳
制作年代幕末弘化期
公開解説「東海道五十三次」シリーズは、初代広重、三代豊国、国芳の歌川派絵師の合作
蓮生法師「熊谷(くまがへ)次郎直実仏門に入て上洛し 黒谷の法然上人の弟子となり 蓮生法師と改め故郷へかへる道 藤枝の駅に宿(しゅく)せし家にて鳥目壹〆文(てふもくいつくわんもん)を上洛まで借用して其質物(しちもつ)に十念を授け 故郷へ帰り 其後(そのヽち)又上洛の砌(みぎり)壹〆文を返し 預け置し十念を 今又我に給ハれといふに いと安き事 と十念を返す。不思議なるハ 初め十念を受し時 池に蓮華十茎(とくき)咲出たるが 今返す時念佛一遍に一莖づヽ消失たり。此奇特を感じ 責て一ぺんハ我に残し給ハれと願へバ 念佛一遍を与へ上洛しける。夫より此家を寺となし 蓮生寺と号するなり。」

 

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