須恵

作家名(ヨミ)すえ
作家名(英語)Sue Ware

略歴・解説

宝暦年間(1751~64)頃、新藤安平が白土を発見し、肥前の陶工の指導で粕屋郡須恵皿山に開かれた磁器窯。享和年間(1801~03)皿山役所が置かれ、幕府や他藩への贈答用の茶碗などが焼かれた。のち民営となるが、安政末年(1859)頃藩主黒田長溥により再び官窯となり、この頃全盛期をむかえる。幕末から明治にかけて用いられた、染付磁器に金錆(きんさび)釉をかけて焼く技法は、須恵焼独特のものであるといわれる。

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