集団蜘蛛

作家名(ヨミ)しゅうだんくも

略歴・解説

昭和43年(1968)、森山安英らを中心に北九州で結成された反表現の前衛グループ。森山が福岡土着の前衛美術集団「九州派」と出会ったことをきっかけに、「反芸術という芸術」への反抗として先鋭化していった。活動期間は短いが、都市や大衆社会に対応(対立)した表現の実験、近代的価値観への異義申し立てといった観点から肉体に注目し、瞬間的で卑俗的、純粋で過激なハプニングを「自律的」に展開した特異さ、批評性で知られている。とくに、森山、春元茂人、加藤勲の3人が都市空間や美術展などの社会的システムをターゲットにした同44年に、ハプニング・グループとしてのピークを迎えた。その後春元、加藤が脱退、森山が単独で活動するなか、同48年の猥褻裁判闘争の終結をもって活動は終わった。(森山単独の活動においてもビラや通信に「集団蜘蛛」の名がある)

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