薩摩

作家名(ヨミ)さつま
作家名(英語)Satsuma Ware

略歴・解説

文禄・慶長の役後、慶長3年(1598)に島津義弘が連れ帰った朝鮮陶工を祖とする、鹿児島県産の陶磁器の総称。薩摩焼の窯跡は30ヶ所ほど知られ、竪野系、元立院系、竜門司系、苗代川系、平佐系などに地域分類されている。製品は朝鮮の白土を用いた「火計手(ひばかりで)」をはじめ、釉がちぢれた作風をみせる黒蛇蝎、黒釉の上に白釉をかさねた白蛇蝎、白化粧した上に緑釉や褐釉をかけた三彩などがある。また平佐窯では染付磁器を産した。

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