石里洞秀

作家名(ヨミ)いしざととうしゅう
作家名(英語)ISHIZATO Toshu
生年(西暦)1756
没年(西暦)1827

略歴・解説

黒田家江戸詰の絵師。名は美章または美之、別に芝蘭斎、加水斎などと称していた。同名の父洞秀の養子。狩野派および風俗画をよくし、後年、福岡藩関係の絵師では昌運、幽元に次いで法橋に叙せられたのが特筆される。石里家は代々黒田家江戸詰の絵師であったことが伝えられるが、父洞秀の代以前についてはまったく不明である。福岡の尾形家とは同じ駿河台狩野家を師家とすることから親交があったらしく、洞秀と尾形洞谷との間には書簡のやり取りや絵手本の貸し借りをおこなっている。

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